くまくまの業務日誌

Markdown記法で徒然に書いてみましょう。

Python3 エンジニア認定基礎試験に合格しました。

会社の方針に従う形となりましたが、Python3 エンジニア認定基礎試験を受験し、合格となりました。後から続く人への一助となればと思い、新タグとなるこのPython3認定試験について感想を述べたいと思います。

どうやったら、合格するか。

今回の作戦は、「0円投資で合格」を目標にしました。なので、本は一切買っていません。本来でしたらオライリー・ジャパンの「Pythonチュートリアル 第3版」を購入してからスタートとなるのでしょうが、試験の情報を検索すると、Pythonチュートリアルの章立てと、試験の章立てはほぼ、同じことが分かります。つまり、オンラインの情報だけで受験は可能です。

しかし、オンラインの文章を読むだけでは頭には入らないと思います。C言語をやりながらPythonを勉強すると、「catch、やったっけ...」となりがちです。やはり手を動かして実際にコードを打ち込んで確認する必要は感じました。

幸いなことに、試験範囲にはPythonのインストールに関する設問はありません。既にPythonがインストールされていることを前提とした設問になっています。そこで既に環境が整っている、Google Colabratoryが重宝しました。その存在は知っていたのですが、この試験の動作確認と写経を行うには一番だと思いました。

チュートリアルをひたすら写経

今回は、教本を購入しませんでしたのでなんらかの形で脳に叩き込む必要があります。Colaboratoryでも「コード」と「テキスト」を章立てて入力する事ができます。でもインタープリタの部分は、さすがにシミュレーションとなります。しかし、ほとんどのコードは、コードブロックで入力しながらその動作を確認する事ができます。

他の言語にはない機能を理解する。

既に他の言語を習得していると、Pythonではこうなるのか、という部分が多々発生します。ま、それがPythonのいいところでもあります。

他の機能とは違う部分を理解する。

他の言語では、こう振舞うけどPythonではこう振舞うという部分は試験でミスを誘発しやすいので十分打ち込んで練習しましょう。

  • 例外が発生すると、catchで受けるのではなく、exceptで受けます。
  • forやtryにもelseが書けます。
  • 関数の引数パターンはかなり豊富で、独特です。
  • importで使う場合と、from ~ import で使うパターンは、「モジュール」の言葉の指す所を理解する必要がありますが、標準ライブラリを一通り打ち込んで、使用感を把握しておく必要があります(試験範囲です)。

試験の範囲外にはなるけど、Python-izmは同時に学習しておきたいです。

応用編は、試験の範囲外になるのですが、Pythonチュートリアルを学ぶ際により深い知識を手に入れられます。また、チュートリアルの知識が身についているかの確認の観点で見るのもよいと思います。

模擬試験を活用する。

模擬試験サイトは現時点で以下の2つがあります。

PRIME STUDYは3つの試験が準備されています。 DIVE INTO EXAMは私は2つ受けました。でもどこまでもありそうな雰囲気です。

この2つのサイトを試験直前に実施してみましたが、以下の傾向を感じました。

  • PRIME STUDYの方が習熟度が高くないと解けないかもしれない。
  • DIVE INTO EXAMのレベルの方が、実試験に近いかもしれない。

実際、PRIME STUDYでは75~77.5点しか取れませんでした。なかなか誤解しそうなところを突いてくる試験問題になっている感じです。

DIVE INTO EXAMの模擬試験を受けたら、825、850の得点になりました。実はもっと模擬試験をやった方がいいのかなと思ったのですが、せっかく850点取れたので、自分に「大丈夫」と言い聞かせて早く寝ることにしました。

だんだん得点が高くなる、実際の試験内容に近くなるという形を考えると、PRIME STUDY→DIVE INTO EXAMの順で模擬試験を受けることをお薦めします。

受験の準備、試験会場までの道程の確認

きっと、ここが大事ではないかと。コロナの影響で、自分の近所だが、人がめっちゃ多い VS 人が少なさそうだけど、移動距離がむっちゃある、の選択を余儀なくされました。安直に人が少ない方を選びましたけど、移動時間が長ければ、公共交通機関の利用時間も長くなる。長くなれば、途中の乗り継ぎがうまくいくか、複数のサイトで確認するなどの作業が発生します。現地に1時間前につく余裕も欲しい所です。

OddysseyIDの取得も受験前に必要です。受験票は会場次第との事でしたので、これも確認が必要です。私の場合は5営業日を切っての予約でしたので、念押しの電話も必要となりました。

最後のボタンを押す前に

サマーウォーズ」を思い出しながら、「おねがいしまぁ~すっ」と押すと、きっと合格証が隣の部屋のプリンタから出力されていると思います。 ちなみに、私の会場では「印刷ボタンは押さないでください。」と書かれていた受験会場のマニュアルを渡されながら会場の人から、「最後にこれ押してください(^^;)」と言われて、直前まで惑わされることになりましたが受験勉強の時間はぶれないので、合格と相成りました。

皆様のお役に立てれば幸いです。時間があれば、もう少しここの追記と、Google Colaboratoryについて書いてみたいと思います。